楽天回線エリア内であればデータ使い放題の「楽天モバイル」。2022年7月からの新プランスタートに合わせて、楽天モバイルはキャリアメールのサービスもスタートします。
そのため、楽天モバイルへの申し込みを検討している人の中には、キャリアメールのサービス内容について詳しく知りたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天モバイルのメールサービスについて解説します。
楽天モバイルのキャリアメール付与はいつから?
2022年7月1日から「楽メール」の提供がスタート
楽天モバイルでは、2022年7月1日からキャリアメールサービス「楽メール」の提供が開始しました。
なお楽メールは、2022年7月1日からスタートする新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」に合わせてサービスが始まり、Rakuten UN-LIMIT VIIの契約者全員が利用可能です。
そもそもキャリアメールとは?
そもそもキャリアメールとは、スマホやガラケーなどのモバイル通信サービスを運営している会社が提供しているメールアドレスのことです。
「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」は、ドメイン(キャリアドメイン)とも呼ばれ、このドメインによってどこのキャリアメールなのかが判別可能です。
2022年7月開始予定の楽天モバイルのキャリアメールサービスも、独自のドメインで提供され、フリーメールよりも高いセキュリティで利用できることはメリットの1つでしょう。
楽天モバイルでキャリアメールが使えるようになるメリット
- フリーメールよりもセキュリティが高い
- 迷惑メール扱いされにくい
- 他社へも持ち運んで使えるようになった
楽天モバイルで提供がスタートするキャリアメールを使用するメリットにセキュリティの高さが挙げられます。
銀行のオンライン送金などで使用する使い切りのパスワードの受け取りなどは、フリーメールの使用が推奨されていない場合が多いようです。
また2021年下旬頃から、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアでは、他社に乗り換える際にキャリアメールをそのまま利用し続けられる「持ち運びサービス」を開始しました。
楽天モバイルでは、2022年8月から持ち運びサービスがスタートする予定です。
他社キャリアメールを楽天モバイルに引き継げる?
「持ち運びサービス」でキャリアメールを引き継げる
先述したとおり、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアが提供しているキャリアメールは、他の大手キャリアや格安SIMへ持ち運びが可能になりました。
アカウント登録にキャリアメールを使用している人など、キャリアメールをそのまま使いたいという人におすすめです。ただし、キャリアメールの持ち運びには月額料金がかかる場合が多いので注意しましょう。
ドコモからの持ち運び
ドコモメール(@docomo.ne.jp)は、ドコモ回線の解約後に楽天モバイルなどの他社回線へ乗り換える場合も、持ち運びサービスで引き続き利用できます。
- ドコモ回線解約後31日以内に「ドコモメール持ち運び」を申し込む
- 回線契約にもとづくdアカウントを持っていること
- 月額料金は330円
- 回線契約名義が法人ではないこと
もちろん、クラウドで保管されているメールデータもそのまま残すことが可能なので、保存していた大切なメールが消えることもありません。
auからの持ち運び
auメール(@ezweb.ne.jpまたは@au.com)は、メールアドレス1つにつき月額330円で乗り換え先に持ち運びが可能です。
- au回線解約後31日以内に本サービスに申し込む
- 回線契約にもとづくau IDを持っていること
- 月額料金は330円
- メールの保存容量は400MB
これまで利用していた「迷惑メールフィルター」や「自動転送」などの付随機能を引き続き利用できます。
ただし、迷惑メールフィルターの設定は全てリセットされてしまうので、乗り換え前の設定を継続して使いたいという人は、あらかじめ設定内容を確認してメモなどに残しておくと良いでしょう。
ソフトバンクからの持ち運び
ソフトバンクメール(@i.softbank.jpなど)は、1メールアドレスにつき年額料3,300円で他社へ持ち運びできます。
- ソフトバンク回線解約後31日以内に申し込む
- 回線契約にもとづくSoftBank IDを持っていること
- 年額3,300円(月額サービスは2022年夏頃開始予定)
- メールの保存容量は200MB(最大5,000件)
現在ソフトバンクメールの持ち運びは1年間の契約となっていますが、2022年から月単位での契約できる予定です。
楽天モバイルのRメールとキャリアメールの違い
楽天モバイルの「Rメール」とは?
楽天モバイルでは、Rメール(旧・楽天メール)というメールサービスを提供しています。Rメールは、楽天モバイルのドコモとau回線のプランを対象に提供しているメールサービスです。
- スーパーホーダイ
- 組み合わせプラン
- コミコミプラン
しかし、この3つの対象プランは新規受付を終了しているため、新規で利用することはできません。
ドメイン | @rakuten.jp |
---|---|
月額料金 | 無料 |
メール容量 | 15GB |
キャリアメールとRメールの違い
- Rメールは旧プランが対象
- これから楽天モバイルを利用する人はキャリアメール
楽天モバイルが現在提供しているRメールは、以前に提供されていたプランが対象で、無料で利用できる点や15GBの大容量を使える点がRメールの特徴と言えます。
ただし、2022年7月から「Rakuten UN-LIMIT VII」へプランが自動移行するので、7月以降に楽天モバイルのプランを利用している人は、キャリアメールが利用できます。
楽天モバイルでメールを使う3つの方法
- 楽天モバイルのキャリアメールを使う
- キャリアメールを持ち運ぶ
- フリーメールを利用する
1. 楽天モバイルのキャリアメールを使う
楽天モバイルのキャリアメールは2022年7月からサービスが開始予定です。現在、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」を利用している人はサービス開始を待ちましょう。
キャリアメールは、高いセキュリティのメールが利用できることに加えて、無料で利用可能です。
2. キャリアメールを持ち運ぶ
他社の大手キャリアから楽天モバイルへの乗り換えであれば、持ち運びサービスを利用する方法もあります。
大手キャリアからの乗り換え時にキャリアメールを持ち運ぶことで、同じ登録内容のままメールサービスを利用できるなどのメリットがあります。
ただし、キャリアメールの持ち運びは有料です。ドコモ・auからの持ち運びは月額330円、ソフトバンクからの持ち運びは年額3,300円の利用料金がかかります。
3. フリーメールを使う
楽天モバイルでメールを使う方法に、フリーメールを使うという方法もあります。フリーメールとはその名の通り、利用料金無料で使えるメールサービスです。
また、フリーメールは利用料金が無料であるだけでなく、複数のアドレスを作れる点もメリットです。
ただし、フリーメールは送信先の設定によって迷惑メールに分類されてしまう場合や一部サービスの登録に推奨されていない場合などがあるので注意しましょう。
3. フリーメールを使う
楽天モバイルでメールを使う方法に、フリーメールを使うという方法もあります。フリーメールとはその名の通り、利用料金無料で使えるメールサービスです。
また、フリーメールは利用料金が無料であるだけでなく、複数のアドレスを作れる点もメリットです。
ただし、フリーメールは送信先の設定によって迷惑メールに分類されてしまう場合や一部サービスの登録に推奨されていない場合などがあるので注意しましょう。